フランスにいたよ(12)さよならフランス

ボルドーを9日12時8分のTGVで出発し、パリ郊外のシャルルドゴール空港駅に向かいます。シャルルドゴール空港駅着の予定時間は15時42分で、娘夫婦と子供たちはカンペールを発って15時半ごろ着の予定です。パリ・モンパルナス駅とボルド-間は、TGVで2時間半ほどですが、直接、シャルルドゴール空港駅に行く場合は、パリ市街の東側を大きく迂回するので、1時間ほど余計にかかります。
駅で会って、一緒に空港近くのホテルに移動して、夕食を外で食べて、泊まる手はずになっているのです。どちらも、8月10日の午後1時ごろに出発するエールフランスの便なのです。

ということで車中の人となりました。
市街地を出ると、すぐに畑の風景に代わります。風力発電の風車もたくさん見えます。これはほかの路線の車窓でも見かけました。風力発電がずいぶん普及しているんですね。
Wikipediaによると、フランスの風力発電はヨーロッパでは、ドイツ、スペイン、イギリス、イタリアに次いで、5番目の発電量だとか。2020年までに再生可能エネルギーによる発電量を23%にする計画だそうです。日本では再生可能エネルギーの発電量は12.2%で、このうち水力が9%、風力発電の全体に占める割合は現状で1%前後のようです(H26年度)。台風があるから、設置場所が限られるんでしょうね。

空港駅には30分ほど遅れて到着しました。パリに近づいてからどこかでなんかトラブルがあった様子でしたが、詳細は不明です。日本の新幹線に比べると、到着時間はかなりラフなようです。でもまあ、とにかく空港駅に着きました。
階段を上がると、娘夫婦がいました。向こうは時間通りだったので、だいぶ待ったらしいです。スミマセン、と言ってもこちらのミスではないので、、、。

空港駅を出て、ホテル循環のシャトルバスを待ちました。これがなかなか来ない、、。黒いバスに乗ったら、目的のホテルであるIbis Styles Paris Roissy CDGまで、結構ありました。地図で見るとホテルの位置は空港に近いはずなのに、いくつものホテルに寄りながらぐるっと回った気がします。ともかくチェックイン。

最近内装を改装したとかで、部屋はこんな感じでした(ホテルの写真をお借りしています)。

娘はホテルからちょっと足を延ばせば、いくつものレストランがあるから、そこで夕食をと考えていたようですが、なかなかうまく見つからない(結構遠い?)らしくて、結局ホテルのレストランで食べることになりました。

バイキングスタイルです。そうそう、ビールも飲みました。
デザートも、、。
いろいろと種類はありましたが、あんまりファンシーな食事ではなくて、フランス最後の食事としてはちょっと不満かも。

で、翌朝も同じレストランで朝食バイキング。

ホテルを同じようにシャトルバスで出発、空港について出国手続き。ターミナルも出発ロビーもすぐ近くだったので、搭乗ぎりぎりまで、一緒にいることができました。これでお別れ、さようなら。西と東、反対方向に飛行機は飛んでゆきます。

13時30分に飛行機は動き出し、その後順調に飛行して、8月11日の午前8時前に成田に降り立ちました。

7月17日の「海の日」に日本を出発してからほぼ4週間フランスにいて、8月11日の「山の日」に帰国、長い旅行でした。そんな日々を記録にと、長いつぶやきになってしまいましたが、これを書いている過程で、あらためてフランス・ブルターニュ地方の歴史や独自性、三角貿易のことなどより詳しく知ることができました。でも、まだまだ掘り下げが足りない気がするので、もっと勉強しなければ、と思います。

とりあえず、これでおしまい。