今、フランスにいます

「桜の花」のつぶやきから、ずいぶんと時間が経ってしまいました。この間にもいろいろなことがあり、書こうと思っていたのですが、時間がなく書けていません。藤原彩人さん展覧会鑑賞記とか、益子に行ったことなどは、あとで書くことにして、今、なぜ、フランスにいるかを書いてしまうことにします。

今、この時点で、フランスのロクチュディ(Loctudy、でも会話の中ではロクトディと聞こえるので、以後この表記にします)にいます。ロクトディと言ってみほとんどの人が知らない地名だと思います。フランス北西部のブルターニュ地方にある小さな港町です。
パリのシャルルドゴール空港から、列車で西へ5時間で着くカンペール(Quimpere)からさらに車で30分ほど、南へ走ったところに町はあります(上の図の左端にある黒丸)。

7月17日の海の日の朝7時過ぎに家を出て、稲毛駅から総武線快速成田空港駅行きで成田空港に行き、11時のエールフランスで日本を発ち、12時間半弱でシャルルドゴール空港に着陸。予定より若干、早く着陸したのに予定したゲートが出発便の遅れで塞がっていて寄せられず、1時間近くも待たされ乗客はイライラ。カンペール行きの最終列車までの乗り継ぎ時間が2時間ほどなので、本当にイライラしました。幸い入国はいとも簡単にでき、荷物もすぐに拾えたので、急いで空港内の列車の駅に。でもカンペール行き最終列車の発車トラックはまだ表示されていませんでした。

しばし休息して待つこと1時間。番線が表示されたのでホームへ。列車が入ってきました。
列車に乗り込み日本で購入しておいたe-ticketで指定された座席へ、列車は空いていました。
でもって5時間弱の予定が途中何かのトラブルがあったらしく、夜中の12時半過ぎにカンペール着。迎えに来てくれていたPhilippe and Brigitte Salze夫妻に会い、車で彼らの家へ。着いたのは1時過ぎ、日本時間では18日の午前8時。ドアツードアで25時間の旅でした。

Salze夫妻の長男であるGuillaumeとわれらの二女が結婚しているので、今回、ロクトディの彼らの家に来たわけです。娘夫婦は2人の孫を連れて、我々と同じ日の早い時間に無事に着いていました。遅く着いた我々は、軽く食事をしてベッドに潜り込みました。長い一日でした。