またまた、気分転換。今回はフウセンクラゲです。
クラゲの仲間ですが、分類学的には有櫛動物(クシクラゲ類)で、いわゆるミズクラゲのようなクラゲとは異なります(こちらは刺胞動物です)。櫛板と呼ぶ構造が並んでいて(上の図では4列見えます)、これを動かして移動します。櫛板は暗いところで見ると動きによって(繊毛運動)ドミノ倒しのように順に7色の光が移動していき、とてもきれいです。
次のページにカラー写真があるのでリンクを張らせてもらいます。
http://blog.goo.ne.jp/kmitoh375/e/16f5011e85d44ecc106cd214de509e2e
上の図は、元のスケッチからスキャンしたのですが、何しろケント紙に薄い鉛筆で描いているので、きれいにスキャンするのに苦労しました。クラゲ本体の輪郭以外は、とても薄くソフトなタッチなので、そのタッチを残そうとすると、どうしても紙の凹凸がグレイになってしまい、きれいな白いバックにはなりませんでした。