塑像実習第2クール第6回

2月23日に塑像の実習第6回目がありました。制作は先週で終わり、きょうは講評と制作した塑像の壊し(元の粘土に戻す)です。最初に粘土で制作した塑像から石膏像への型取りの説明がありました。その後、全部の作品を並べて鑑賞をした後、4人の学生さんに制作過程で感じたことや感想を話してもらい、それぞれの作品に舘山先生がコメントをしました。

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最後に舘山先生から全体の作品の講評と、この実習の意義についてのお話がありました。舘山先生は今回でこの授業の担当を終えるので、観察の重要さ、誤差を感じそれをどう修正していくかなどなど、熱っぽく語っていました。

舘山先生がそれぞれの作品を記録し、学生さんもデジカメ(今はスマホが多い)で記録し、いよいよ粘土に戻す作業。鉄ベラで真っ二つにして粘土塊へ。あっという間の作業です。

その間小生は、まだ作品に未練(というか完成度を高めたいという思い)があり、舘山先生に意見を聞くと、まだ正面から見た横幅が広すぎる(頭の縦と横幅のプロポーションが悪い)、あごの位置が後ろすぎる(耳の穴の前に下顎の骨の後端があるはず)と指摘されました。どうも頭部の両側の、後ろに見える部分を前の方にてきてしまう傾向があるようで、そのために横幅が広くなってしまう。両側を少し削って顎を前にもってきてみました。下の写真を先週撮影したものとくらべてみてください。

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さらに第1クールで作って壊さなかった像を舘山先生がてずから修正を加えてくれました。その写真も載せておきます。第1クールの最終回の写真とくらべてみてください。確かによくなっています。どうもありがとう、次回に生かします。まだまだ修行が足りません。

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